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税理士を使って経理を効率化! そのメリットとは?

2015/08/23

経理に関する悩みを抱えている経営者の方は少なくないでしょう。コストを節約しようと考え、自力で経理業務をこなそうとする社長さんもいますが、ぜひ税理士を活用することのメリットも知っていただきたいと思います。
今回は、税理士を使って経理を効率化することが、どれだけ会社の経営に有効であるかについてご紹介します。

<目次>

経営者にありがちな経理の悩み

まず、税理士を使わないがために生じている経営者の悩みについてご紹介します。

経理についての知識がない

「経理のことがよくわからない」という人は多いです。そもそも経営者は会社を経営するプロであって、税務のプロではありません。その部分をお手伝いすることが税理士の大きな役割であることを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。

なかには経理業務をそつなくこなす経営者もいますが、そういう方でも、毎年税制が改正されるときには嫌な気分になるかと思います。本業の傍ら、新たな制度を正しく把握し、それに従って税務を実践するのは大変なことでしょう。「知識がない」という悩みは、「新たな知識を吸収しなければならない」という悩みでもあります。

作業に時間がかかる

経理業務に時間がかかるのはなぜでしょうか。
上述した「新たな知識の吸収」も大きな要因のひとつであるといえます。制度に関して常に新鮮な情報が入ってくる税理士とは違い、一般の経営者は自ら情報を集め、さらに正しく理解しなければなりません。当然、時間もかかりますが、体力も必要です。

現代はパソコンやインターネットが当たり前の時代になり、経理業務も昔ほど煩雑ではなくなりましたが、「それにしても時間がかかる」と頭を抱える方はいます。パソコンやネットがあるのに時間がかってしまう理由は何でしょうか。
それは単純に、「ただ使いこなせていないため」です。正確にいえば、もっと効率化できるはずなのにできていない、ということになります。会社には、それぞれに適した経理業務のやり方があります。「今の作業方法が一番だ」と思っていても、いざ税理士に依頼してみたら「もっとよい方法があった」ということは往々にしてあるのです。

何が最もよい方法なのかについては会社ごとに異なるため、自らで経理業務を行おうとすると、経理関連の書籍などで紹介されている汎用性の高い方法に従うしかありません。税理士に頼らない場合は、事業を進めるのと並行して、それに適合した方法を模索していくしかないでしょう。もちろん、これにも大変な時間がかかります。

ミスが多い

ミスが多く見られるのが、経営者本人が経理業務を行っている場合です。本業が落ち着いているのであれば大きな問題にはならないと思いますが、いざ忙しくなると、経理が後回しになってしまうこともよくあります。
こうなると、それまで小まめに行っていた経理業務が雑になる可能性があります。最初は毎日記帳していたのに、2週間に1度、1カ月に1度……というように期間が空き、正確な数字が思い出せなくなり、最終的に間違った帳簿が完成してしまうことも少なくありません。

税理士の仕事内容

税理士を使うメリットは後述しますが、その前に、「税理士はどんな仕事をしているのか」をおさらいしておきましょう。
税理士の仕事は、「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」に大きく分けることができます。ここではそれぞれの仕事内容について、簡単にご説明します。

税務代理
税金の申告や申請、税務調査の立ち会い、税務署の更生や決定に不服がある場合の申立てなどを代理で行います。
税務書類の作成
確定申告書や中間申告書など、税務署に提出する各種申告書や申請書、請求書を代理で作成します。
税務相談
税金に関して困ったこと、わからないことの相談に対応します。

このほかにも、税務訴訟での補佐人、財務書類の作成、帳簿の記帳の代行、経営相談(節税のテクニックを教える、経費についてアドバイスするなど)といったことも税理士の仕事に含まれることがあります。

税理士を使うメリットは「事業がうまくいく」こと

税理士は、本コラムで最初にご紹介した「経営者にありがちな経理の悩み」をすべて解決できる存在です。
たとえば、日々の記帳や帳簿類の整理整頓などを任せれば、時間の節約になるだけでなく、正確性も担保されます。決算期の煩雑な書類作成や申告の手間もなくなり、経営者は本業に専念できるようになるでしょう。
正確な帳簿の作成は、正確な経営分析をするために必要です。税理士に経理業務を代行させることは、経理業務が効率化されるだけでなく、資金繰りをうまく行い、手元にキャッシュを残すことにもつながります。

しかし、経営を上向かせたいと思う一方で「経理にお金をかけたくない」というのも経営者の心理です。自ら帳簿をつけて決算申告を行えば、安いコストで済むようにも思えます。
ただ、経営者が時間を割いて(もしくは経理担当に時間を割かせて)経理業務のコストを抑えようとすることは、必ずしも「会社のためになっている」とはいえません。実は、会社の経営に悪影響を与えているどころか、そもそもコストの削減にすらなっていない可能性さえあるのです。

起業したての会社であれば、経営者本人が経理を兼務するケースも珍しくありませんが、これは費用面を考えてのことだと思います。あるいは事業を開始したばかりの大事な時期ということで、経理担当者を雇う場合もあるでしょう。
ところが、前者の場合は会社のトップである経営者が本業に当てられる時間を削っていることになり、後者の場合は1人分の人件費や社会保険料などを支払うことになります。いずれのデメリットも、税理士にかけるコストを比較すると、どちらが得策かは明らかでしょう。

要領がよく根気があって本業を疎かにしない経営者や、税務に関する情報感度に優れていて信頼の置ける経理担当者を雇っているのであれば、問題はないかもしれません。ですが、これはほんの一握りの会社です。
税理士に経理業務を代行させれば、時間を節約することができ、本業に集中できます。さらに、同業他社の情報を多く持っている税理士や、コンサルティングサービスを提供している税理士事務所であれば、経理だけでなく、会社の経営面に貢献してくれることも期待できるでしょう。
税理士の活用によって日々の経理業務を効率化し、スピードを上げ、正確な決算(特に月次決算)を行うことができれば、経営においてもそれだけ迅速な意思決定を行うことが可能となります。

まとめ

税理士に経理を頼むことは、会社の成長にとって大きなプラス材料となります。ただし、税理士であれば誰でもいい、どの事務所でもいいというわけでもありません。費用の安さだけで税理士を選ぶことの危険もあるので、注意が必要です。この点は、コラム「【税理士が教える】「企業に合った税理士」の選び方」と「費用だけで税理士を選ぶのが危険な理由」で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
税理士選びで重要になるのは、自社の業界に強い税理士や、長く付き合っていける相性のいい税理士を探すことです。経営者の方には、ぜひ会社にマッチした税理士を見つけていただきたいと思います。

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