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決算書の読み方入門編

2015/08/12

企業の「信頼」とは、どのようなことをいうのでしょうか?
規模が大きいから? それとも、経営者が有名だから? 老舗だから?

一般の方にとっては、それもひとつの判断材料となるでしょう。しかしながら、それが銀行や投資家、さらには取引先相手と、直接利益関係を結ぶ相手となれば話は違います。
では、いったい何で信用度をはかるのでしょうか?

<もくじ>

企業の信頼度をはかるのは「決算書」

企業の信頼性をはかるツールは、ズバリ「決算書」です。
事業主のみなさんにとって、切っても切れない「決算書」。簡単にいえば、「決算書」は企業が収益をあげているのか否かをひと目で判断する、一年に一度の通知表のようなものです。成績表ですから、銀行や取引先、投資家などはそれを見て会社のこれまでを判断し、今後を予測します。

一口に「決算書」と呼ばれているものは、主に「貸借対照表」、「損益計算書」、「キャッシュフロー計算書」の3つとなり、それぞれが深く関連しています。それぞれが何を表しているのか、注視すべきところはどこなのかを見ていきましょう。

貸借対照表

「貸借対照表」は、会社の財政状況を表しています。どのようにお金をやりくりしているのか、を数字で表すのです。自分で稼いだお金、借りたお金、そしてそのお金を何につかったのか。当然、自分で稼いだお金が多く、出ていくお金が少ないほうがいいに決まっていますので、自己資本の大きさが健全であるかどうかのチェックポイントとなります。

損益計算書

続く「損益計算書」とは、売上高から費用を差し引いた利益、つまり儲けのこと。最終的な利益を計算表示します。その利益には、売上総利益、営業利益、経常利益、税引き前当期純利益、当期純利益の5つがあり、それぞれに性格が異なります。利益の大きさが、通知表でいうところの5段階評価のどれにあたるかの判断材料となるのです。

キャッシュフロー計算書

そして「キャッシュフロー計算書」。これは、1年間のお金の出入りを把握するためのものであり、いわば家計簿のようなもの。営業活動、投資家活動、財務活動の3区分に分けられており、営業活動によるキャッシュフローでは、本来の営業活動でどれだけお金をかせいで、またどれだけの経費が出ていったのかを示します。当然のことながら、プラスであること。そしてその数値が多ければ多いほど運転資金に余裕があると見なされます。マイナスが長く続くようであれば、いずれ資金が焦げ付く可能性があると見なされます。

投資活動によるキャッシュフローでは、会社の将来のためにどんな投資活動を行っているのかを表しています。プラスであればそれにこしたことはありませんが、たとえマイナスでも、設備投資を積極的に行っていることの証ですので、営業活動によるキャッシュフローがプラスであれば好材料と判断されます。

財務活動によるキャッシュフローは、借入金や社債など、借金とその返済によるキャッシュの流れを示しています。この数値は、プラスであれば借入金が返済金を上回っていることを示します。マイナスであれば、借入金の返済が行われていることを示します。

まとめ

企業の信頼度を図る「決算書」。きちんとした決算書をつくることはもちろんですが、それを分析することも会社経営のうえでは欠かせません。銀行などが重視する項目を知って、評価される良い決算書を作成しましょう。

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